
素泊まり7020円(税込み)~
埼玉県を代表するホテルだと聞いて、取材の申込みを入れた。
JR浦和駅から徒歩5分。21階建ての外観から、大型シティーホテルというのが第一印象だ。だが客室数は196室と案外少ない。
広い部屋、八つの飲食施設
調べてみると、なるほど、1室の面積が24平方メートルからと、ゆったりとつくられているからだ。
さらに飲食施設が本格的なフレンチから中華や居酒屋、バーまで八つもあり、屋上庭園やガーデンチャペルなどもある。こうした共用施設の充実が、大型なのに室数は抑えられた、落ち着きのあるホテルへとつながっているのだ。
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紀行作家、一級建築士
1959年、東京都生まれ。東京工業大学建築学科卒。400軒以上の名建築の宿を宿泊・取材。旅行記、小説、児童文学、写真集を発表している。現在も長編小説を雑誌「ダンスビュウ」に連載中。第10回JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。主な著書に「匠たちの名旅館」など。近著に「モデルルームをじっくり見る人ほど『欠陥マンション』をつかみやすい」(小学館)。公式サイトでお勧めホテル、名建築の写真を多数公開中 http://www.naotoinaba.com (顔写真の撮影は寺崎誠三さん)
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