くらしマンション・住宅最前線

タワマン固定資産税見直しで議決権割合はどうなる?

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 政府は2017年度の税制改正で、タワーマンションなどの超高層マンションにかかる固定資産税評価額を見直す方針を固めた。

 現在、分譲マンションの固定資産税は、面積が同じであればどの階でも同じ税額になっている。だが、実際の分譲価格、そして中古の取引価格は、同じ面積でも上層階ほど高くなる。そこで、実際の取引価格を踏まえて評価額を変更し、高層階ほど税負担を高く、低層階で低くなるよう調整する方針が示されたわけだ。

 超高層マンションの上層階高額住戸を買える人ほど固定資産税を多く払い、低層階で価格の安い住戸を買う人…

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櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。