最適メディアライフ

中古スマホ健全流通を妨げる「端末転売」の人たち

北俊一・野村総合研究所上席コンサルタント
  • 文字
  • 印刷

 携帯電話端末には「SIMロック」という仕組みがある。SIMロックがかかっていると、例えばドコモで購入した携帯電話は、auやソフトバンクのネットワークでは使えない。ただし、購入から180日以上たてば、SIMロックを解除することができる。

 このような仕組みを設けている理由は、端末の割賦代金の初回支払いが未納で、支払い督促後も支払われない端末が、他社のSIMカードとネットワークで使われないようにするためである。

 また、初回支払いの未納が確定し、通信停止、強制解約となった後、端末購入から約180日後に「IMEIロック」もかかる。

この記事は有料記事です。

残り1520文字(全文1784文字)

北俊一

野村総合研究所上席コンサルタント

1965年、横浜市生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了。90年株式会社野村総合研究所入社。四半世紀にわたり、情報通信関連領域における調査・コンサルティング業務に従事。専門は、競争戦略、事業戦略、マーケティング戦略立案及び情報通信政策策定支援。総務省情報通信審議会専門委員。