くらし下流化ニッポンの処方箋

若者世代貧困化が生み出す「老人ポスト」の衝撃

藤田孝典 / NPO法人ほっとプラス代表理事

 団塊世代(1947~49年生まれ)が75歳以降の後期高齢者となる2025年が、9年後に迫っています。

 医療費と社会保障費の爆発的な増加と、医療・介護環境の逼迫(ひっぱく)が予想されています。この状況を「2025年問題」と呼びます。今回は、現在の若者世代の貧困が、2025年問題と後期高齢者に暗い影を落とす状況をお伝えします。

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藤田孝典

藤田孝典

NPO法人ほっとプラス代表理事

1982年生まれ。NPO法人ほっとプラス代表理事、聖学院大学人間福祉学部客員准教授、反貧困ネットワーク埼玉代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員。ソーシャルワーカーとして現場で生活困窮者支援をしながら、生活保護や貧困問題への対策を積極的に提言している。著書に「貧困クライシス 国民総『最底辺』社会」(毎日新聞出版)「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」「ひとりも殺させない」「貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち」など。