
女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」をキーワードに米大統領選を戦ったヒラリー・クリントン氏(69)が負けた。筆者自身、思った以上に落胆したことに自分でも驚いた。
いまだに男性の首相に女性が閣僚として「登用」される日本。世界一の超大国に女性大統領が誕生すれば、日本の「ガラスの天井」打破に少しはプラスの影響があると考えていたからだ。一方、あれほどの才能や経歴に恵まれても打破できないなら、一体誰ができるんだというお先真っ暗感もある。
多くの日本人女性も考えたようだ。読売新聞は11日朝刊くらし面に「『ガラスの天井』破るには…」、毎日新聞は16日朝刊くらしナビ面に「女性活躍 追い風逃す」という記事を載せ、日本の女性の政治参画を取りあげた。
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