第一勧業信用組合の本部=東京都新宿区四谷で11月25日撮影
第一勧業信用組合の本部=東京都新宿区四谷で11月25日撮影

マネー・金融ニッポン金融ウラの裏

無担保・無保証「芸者ローン」を始めた信組の地域密着度

浪川攻 / 金融ジャーナリスト

 今、東京都内のある中小金融機関の活動が注目を集めつつある。新宿区四谷に本部を構える第一勧業信用組合である。多くの金融機関が「貸し出し難」とぼやき、新規貸し出しが低迷するなかで、同信用組合は事業性ローンを着実に積み上げているほか、若者の創業支援などの事業で独自の領域を切り開いている。その取り組みの一端を紹介したい。

 今年、金融業界で隠れた話題商品の一つとなった第一勧業信用組合の事業性ローンがある。その名を「芸者ロ…

この記事は有料記事です。

残り1671文字(全文1879文字)

浪川攻

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…