この酒場この一品

定番にひと工夫「世界の下町料理」想定外のおいしさ

印束義則・ライター
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「アゲアゲ! 海老クリームポテサラ」(780円税別、以下同)。「これのどこがポテサラなの?」と想像力をかき立てられる一品
「アゲアゲ! 海老クリームポテサラ」(780円税別、以下同)。「これのどこがポテサラなの?」と想像力をかき立てられる一品

 思わず「ダジャレか!」とツッコミたくなる、冷やしトマトではない「冷やseaトマト」(680円税別、以下同)。ギョーザも、「はみでる!東京爆汁餃子」(1個280円、注文は2個から)と、何だか大そうな名前がつく。極めつけはポテサラ。「アゲアゲ!海老クリームポテサラ」(780円)に至っては、いったい何がアゲアゲなのか!と想像を巡らせてしまい、わくわく感が止まらない。

 そんな楽しいメニューが盛りだくさんなのが、東京・池袋の「さ~どぷれいす 和ビストロほたる」(東京都豊島区池袋、JR、地下鉄池袋駅徒歩10分)だ。定番料理と思って注文すると、間違いなく予想を裏切られる。はたして、どんなメニューが登場するのか? 同店はお客さんとお店が想像力を“競い合う”、そんな楽しいお店なのだ。

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印束義則

ライター

1966年福岡県生まれ。飲食店専門誌を多数発行する旭屋出版で「すしの雑誌」など専門誌、ムック編集に携わり、独立後はライターとして幅広く活躍。これまでに取材した飲食店は2000店以上、ローカル立地の繁盛店などニッチな飲食店情報に強い。「月刊近代食堂」(旭屋出版)に「ローカル実力店の強さの秘訣」「繁盛店を作るメニュー表」、「日本外食新聞」(外食産業新聞社)に「二等立地…地方立地…ありえない立地 印束義則の繁盛店実況中継」を連載中。