猫ブームの光と陰

一斉不妊手術で減らせる野良猫と子猫の悲劇

駅義則・元時事通信記者
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不妊手術を終えた猫に背中から水分を補給する=11月25日、駅義則撮影
不妊手術を終えた猫に背中から水分を補給する=11月25日、駅義則撮影

不妊手術・現場ルポ(2)

 猫の不妊手術リポート、今回は新潟市で見た手術の光景を紹介する。獣医師の腕がよく、通常であれば1匹あたり10分もかからない。人間の身勝手な見方かもしれないが、出産を続けることによる母体への負担や、大量に繁殖した野良猫の子猫が死んでいく不幸の連鎖の重さに比べれば、不妊手術を「かわいそう」とは言えないというのが筆者の思いだ。

 新潟市の東のはずれ、新潟東港の公園にすみついた野良猫を集めた公益財団法人「どうぶつ基金」(兵庫県芦…

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駅義則

元時事通信記者

1965年、山口県生まれ。88年に時事通信社に入社。金融や電機・通信などの業界取材を担当した。2006年、米通信社ブルームバーグ・ニュースに移り、IT関連の記者・エディターなどを務めた。また、飼い主のいない猫の保護や不妊化にも携わっている。