
アニメ映画ブーム(1)
今年はアニメ映画の当たり年です。8月公開の「君の名は。」は、「ハウルの動く城」を抜いて興行収入が200億円を突破し、邦画歴代2位となりました。他にも、11月公開の「この世界の片隅に」などが軒並み好調です。アニメ映画の代表格「ジブリ作品」を生み出す、スタジオジブリ出身の人材の活躍も光っています。
一方で、「これらの作品がヒットする理由がわからない」という声もよく聞きます。通常、映画のヒットは、ドラマ、アニメ、小説、マンガなど原作人気がベースにあったり、監督や俳優、声優がよく知られていたりするケースが多いのですが、今年ヒットしたアニメ作品は、必ずしもそうではありませんでした。
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