経済プレミア・トピックス

「サイト大炎上」はDeNAの経営にどれだけ影響するか

編集部
  • 文字
  • 印刷
険しい表情で会見場に入るDeNAの(手前から)南場智子会長、守安功社長、小林賢治・執行役員経営企画本部長=2016年12月7日、田中学撮影
険しい表情で会見場に入るDeNAの(手前から)南場智子会長、守安功社長、小林賢治・執行役員経営企画本部長=2016年12月7日、田中学撮影

 医療情報やファッションなど、運営する10のサイトで記事の内容の誤りや盗用疑惑が多数発覚し、全記事非公開に追い込まれたIT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)。社内で「今後の成長の柱」と位置付けてきたサイト事業で、今後は収益をあげることが難しくなった。今回の問題はDeNAの経営や業績にどれだけ影響するのだろうか。

 DeNAは2014年9月、ファッション情報と、住宅・インテリア情報の専門サイトを運営する2社を合計約50億円で買収し、情報まとめサイト、いわゆる「キュレーションサイト」の事業に参入した。買収時の月間利用者数は2サイト合計で1350万だった。

 その後、食、旅、育児のまとめサイトを順次追加。15年10月には、今回、誤った情報が多数掲載されていると最初に指摘され、問題発覚のきっかけになった医療情報まとめサイト「WELQ(ウェルク)」など4サイトを一気に増やし、合計10サイトになった。今年11月の業績説明会では、医療情報、ファッション情報など三つのサイトの月間利用者数は、それぞれ2000万を超えたと説明している。

この記事は有料記事です。

残り1494文字(全文1958文字)

編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
twitter 毎日新聞経済プレミア編集部@mainichibiz
facebook 毎日新聞経済プレミア編集部https://www.facebook.com/mainichibiz