高齢化時代の相続税対策

次世代への相続や土地活用を難しくする「共有」とは

広田龍介・税理士
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 不動産業のMさんから、相続の相談相手を探しているK子さん(80)を紹介された。その年齢から、ご自分の相続対策の相談と思ったが、つい最近107歳で亡くなった母親M子さんの相続についてだった。

 K子さんの母M子さんの実家は、100年以上の歴史を持つ老舗の建具屋だった。M子さんには弟が1人いたが、10年前に92歳で亡くなった。相続人はK子さん1人だけだ。

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。