キャリアセンター ここだけの話!?

進路未定、行方不明の4年生諸君「キャリセンに電話を」

都内・某共学大進路指導担当
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 年内になんとか内定を取らせて、明るい正月を迎えさせたい──。私たち大学の就職支援担当者はこのように考えているが、現実はなかなかそのようにはいかない。以前にもこのコラムで書いたように、進路が決まっていない4年生たちは、卒業論文の作成に時間がとられ、思うように就活ができていないからだ。

 「2017年卒予定者についてはすでに採用計画数は充足しています」と公表している企業の中にも「いい学生がいれば面接をしますよ」というところがいくつもある。

 そうした求人情報を就活生に伝え、年内に面接、内定へとつなげたいのだが、就活生の中には何度携帯で呼んでも返答がなく、伝言を吹き込もうにもその機能をつけていなかったりする。メールで連絡しても、読んでいるのかいないのか、返事がないのでよくわからない。

 卒論に追われていることも想像できるので、「就活生を心理的に追い詰めない」というのも、私たち就活支援部署の対応方法の「鉄則」である。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。