良い物をより高く売る経営

ただモノを売るだけではリアル店舗は生き残れない

中村智彦・神戸国際大学教授
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若者の消費行動の変化(2)

 昨年は、訪日外国人客の「爆買い」が下火となったことで百貨店不振がしばしば話題になったが、不振は百貨店だけではない。一昨年の暖冬の影響もあり、アパレル業界も低迷が続いている。それは気候のせいばかりとは言えない。クリスマス商戦すら盛り上がりにかける状況だ。この背景には、消費者が「物を買う」環境の大きな変化がある。まずは、アパレル業界の昨年の苦境から見てみよう。

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中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、TBS系「坂上&指原のつぶれない店」にも出演。