スキル・キャリアキャリアセンター ここだけの話!?

建前からホンネへ インターンはやはり選考の材料か

都内・某共学大進路指導担当

 1月11日の日本経済新聞朝刊に興味深い記事が載っていた。学生が就職前に企業で働くインターンシップ(就業体験)について、文部科学省、厚生労働省、経済産業省が相談して、企業がインターン時に得た学生の評価を採用・選考にも生かせるやり方を検討している、という内容である。

 なぜ興味深いかといえば、現在、日本の企業で行われているインターンシップは、採用・選考に直結するものは好ましくない、とされているからだ。インターンシップで採りたい学生を選ぶようになれば、「就業体験」という本来の目的から離れ、一部の人気企業に有利な青田買いが進む心配がある。

 また、3年生の3月に企業が広報活動(会社説明会などを実施、求人票を公表すること)を解禁し、8月から…

この記事は有料記事です。

残り863文字(全文1181文字)

都内・某共学大進路指導担当

都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。