思いを伝える技術

手書きの言葉を添えた年賀状で伝わる「温かさ」

川井龍介・ジャーナリスト
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年賀状を届けに各家庭に出発する配達員=熊本中央郵便局で2017年1月1日午前7時32分、出口絢撮影
年賀状を届けに各家庭に出発する配達員=熊本中央郵便局で2017年1月1日午前7時32分、出口絢撮影

 今年の元日に全国で配達された年賀状の枚数は、前年比で約6%減となり、これで8年連続で前年を下回ったというニュースがありました。学生、生徒をはじめ若い社会人も年賀状を出さない人がほとんどのようですし、年配者のなかでも、賀状にかえてメールで年賀のあいさつをする人もいるようですから、当然の流れといえるようです。

 しかし、社会人となって年賀状を必死に書いたという人もいます。入社して初めての正月を迎えるにあたって…

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川井龍介

ジャーナリスト

1980年慶応大学法学部卒。新聞記者などを経てフリーのジャーナリスト、ノンフィクションライター。実用的な文章技術を説いた「伝えるための教科書」(岩波ジュニア新書)をはじめ「大和コロニー~フロリダに『日本』を残した男たち」(旬報社)、「フリーランスで生きるということ」(ちくまプリマ―新書)を2015年に出版。このほか「ノーノー・ボーイ」(ジョン・オカダ著、旬報社)の翻訳をてがける。