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「期待値が低い」損害保険を見直して家計防衛を

塚崎公義 / 久留米大学商学部教授

 保険は期待値だけを考えれば損な取引です。保険会社のコストと利益を上乗せして保険料を徴収しているのだから当然のことです。損害保険に限って考えても、同じことがいえます。本当に加入が必要な保険に限定して加入するということが重要です。そこで今回は、どのような損害保険に加入すべきかを考えてみましょう。

 損害額1万円の事故が毎月必ず起きるとします。保険金は1万円ですが、保険料は1万円以上になるはずです。それなら、損害保険に入るべきではありません。ここまで極端ではなくても、「頻繁に発生するが損害額は大きくなく、事故が起きても何とかなる」という場合は、保険に加入すべきではないでしょう。

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塚崎公義

塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。

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