海外特派員リポート

「11・11独身の日」を熱狂の日にした中国アリババ

赤間清広・毎日新聞経済部記者
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商品を満載した宅配バイク。最近は飲食店の出前用バイクも加わり、「宅配競争」が激化している=中国北京市内で1月17日、赤間清広撮影
商品を満載した宅配バイク。最近は飲食店の出前用バイクも加わり、「宅配競争」が激化している=中国北京市内で1月17日、赤間清広撮影

 中国の1年の始まりは「春節」(旧正月)だ。今年の春節は1月28日で、中国は1週間の大型連休に入る。

 「春節はみんなでお祝いするけど、中国人にとって1月1日はそんなに重要ではない。昨年の大みそかも夜10時には寝ちゃいました」

 20代の中国人の友人はこう語るが、そんな彼でも毎年、日付が変わるのをカウントダウンで迎える日があるという。

 「11月11日の『独身の日』ですよ。前日の10日夜から多くの中国人がスマートフォンやパソコンとにらめっこして午前0時を待つんです」

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赤間清広

毎日新聞経済部記者

 1974年、仙台市生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。16年4月に中国総局(北京)特派員となり、20年秋に帰国。現在は霞が関を拠点に、面白い経済ニュースを発掘中。新著に「中国 異形のハイテク国家」(毎日新聞出版)