くらし高齢化時代の相続税対策

「控えめな節税か悪どい租税回避か」それが問題だ

広田龍介 / 税理士

 相続財産を意識的に隠すと脱税だが、不動産の評価ギャップや各種特例を活用することは「節税」--と、これまで言われてきた。しかし、法律上認められる対策であっても、税務当局は近年、なぜその対策を講じたのかを厳密に調べる。

 つまり、法形式が整っていても、その目的が、課税の公平性を損ないかねない「悪質な租税回避」かどうかを、問うようになったのだ。

 一般的な相続税の節税は、以下の五つの手法で行われる。(1)財産そのものを減らす(2)評価を引き下げ…

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広田龍介

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。

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