メディア万華鏡

ファーストレディーの装いに表れる政権メッセージ

山田道子・元サンデー毎日編集長
  • 文字
  • 印刷
2017年1月21日付の毎日新聞東京夕刊
2017年1月21日付の毎日新聞東京夕刊

 ドナルド・トランプ氏の大統領就任式でメラニア夫人(46)は誰がデザインしたドレスを着るかが注目された。あの印象的な水色のワンピースに同色のボレロという装いはラルフ・ローレン氏のデザイン──とアメリカのメディアは速報した。

 大統領就任式でファーストレディーがどんなファッションを身にまとうかは常に話題となるが、注目度はこれまで以上だった。

 というのも、トランプ氏の政治姿勢に反対して就任式で国歌を歌うことをエルトン・ジョン氏やセリーヌ・ディオン氏が断ったのと同じように、米ファッション業界でメラニア夫人にドレスを提供しないという動きがあったからだ。

この記事は有料記事です。

残り1403文字(全文1677文字)

山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。