部下を伸ばす上司 ダメにする上司

商談失敗の理由を「運が悪かった」にしていいときもある

細川義洋・ITコンサルタント
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 大相撲初場所で初優勝した大関・稀勢の里関が、横綱に昇進しました。実力がありながら綱取りになかなか手の届かないことに、もどかしい思いをしてきたファンも多いでしょう。

 誰が見ても実力はあるのに結果が出ない人を見ると、「努力が足りない」「精神力に問題がある」など、その人の何かに問題があるように指摘されたりします。稀勢の里関も、世間からそんなことを言われていました。

 ただ筆者は、これまでは運がないだけではないかと考えていました。同世代に白鵬関という最強の横綱がいます。仮に稀勢の里関が場所の序盤で星を落とすことがあっても、白鵬関がいなければとっくに横綱になっていたのではないでしょうか。こう思うのは、筆者にある苦い経験があるからです。

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細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。