スキル・キャリア思いを伝える技術

人にものを頼むときに自分に「殿」をつけてはいけない

川井龍介 / ジャーナリスト

 今年も入学試験のシーズンとなりました。中高や大学などの国語の入試問題ではさまざまな著作物からその一部が使用されることがありますが、拙著もこれまで問題に使われたことが何度かありました。

 こうした場合、使われた後に著作権者に「使用させていただきました」といった報告が書面で送られてきます。入試問題は事前に内容が漏れたら大変なことになりますから、事後承諾が認められています。

 先日私のところに、ある大きな自治体の公立学校の入試にかかわる部署から封書が届きました。中を見ると、…

この記事は有料記事です。

残り1705文字(全文1940文字)

川井龍介

川井龍介

ジャーナリスト

1980年慶応大学法学部卒。新聞記者などを経てフリーのジャーナリスト、ノンフィクションライター。実用的な文章技術を説いた「伝えるための教科書」(岩波ジュニア新書)をはじめ「大和コロニー~フロリダに『日本』を残した男たち」(旬報社)、「フリーランスで生きるということ」(ちくまプリマ―新書)を2015年に出版。このほか「ノーノー・ボーイ」(ジョン・オカダ著、旬報社)の翻訳をてがける。

イチ押しコラム

職場のトラブルどう防ぐ?
 

「定時帰りは無理!?」26歳女性“固定残業代”への疑問

 A子さん(26)は、3カ月前に今の会社に転職しました。職種は営業アシスタントです。転職以降、定時に上がれる日がほとんどありません…

知ってトクするモバイルライフ
プライバシー重視の方針を打ち出すアップル。開発者向け会議でもプライバシーに関してはたびたび言及される(写真は2018年6月のアップルの年次開発会議<WWDC>)

アップルが「GAFA」一括りにされるのを嫌がる理由

 総務省は、電気通信事業法の「通信の秘密」の規定を、巨大なプラットフォームを持つ海外のIT企業にも域外適用する方向で検討を進めてい…

ニッポン金融ウラの裏
 

キャッシュレス化20%「日本は遅れてる」はホント?

 「デジタルマネー」が引き続きホットな話題となっている。政府が推進するキャッシュレス化社会の流れに沿った議論だ。だが、さまざまな官…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ユジノサハリンスク市街でのイベントにいた着ぐるみ。ちょっと不気味なところがロシア的?(写真は筆者撮影)

サハリン「ユジノサハリンスク」旧樺太の地の今は

 ◇ロシア・ユジノサハリンスク編(1) ロシア・サハリン州の、州都ユジノサハリンスク(日本語にすれば「南サハリン市」)。成田空港か…

メディア万華鏡
 

「準強制性交」の罪名に感じる司法の“男性バイアス”

 「薬飲ませ女性暴行の疑い 昭和大の医師2人、容疑否認」「田畑毅議員が辞職願 衆院に提出 女性とトラブル」「新井浩文被告 500万…