職場のトラブルどう防ぐ?

社員が喜ぶ有休制度は消化率ではなく「取りやすさ」

井寄奈美・特定社会保険労務士
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 従業員約300人の専門商社に勤める入社3年目のAさん(24)の職場では、年次有給休暇(有休)の取得促進が声高に叫ばれています。長時間労働の抑制やワーク・ライフ・バランス実現のためと言われていました。しかし、Aさんが人事部の同期に聞いたところ、会社の本音は「新卒採用の求人票に高い有休消化率を記載するため」とのことでした。

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井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/