海外特派員リポート

「年4万本輸出」英国拠点に発信する甲州ワインの実力

三沢耕平・毎日新聞経済部副部長(元ロンドン特派員)
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英国のワインジャーナリストやソムリエが駆けつけた甲州ワインの試飲会=2017年2月1日、三沢耕平撮影
英国のワインジャーナリストやソムリエが駆けつけた甲州ワインの試飲会=2017年2月1日、三沢耕平撮影

 日本のワイン発祥の地・山梨県。その特産のブドウで造られたワイン「Koshu(甲州)」が世界市場に浸透し始めている。世界遺産登録によって広がりを見せる日本料理とマッチする味わいであることに加え、生産者と行政の官民一体のPR活動が奏功しているようだ。ワインの本場・欧州に日本のワインをいかに売り込むか。その戦略拠点がロンドンにあった。

 「これだけの味ならもっと普及してもいい」。ロンドン市内のホテルで1日に開かれた甲州ワインの試飲会。参加した現地のワインジャーナリストから驚きの声が上がった。

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三沢耕平

毎日新聞経済部副部長(元ロンドン特派員)

1998年入社。松本、甲府支局を経て2004年から経済部で財務省、日銀などを取材。政治部にも在籍し、首相官邸、自民党などを担当した。16年から欧州総局(ロンドン支局)。20年4月から経済部デスク。特集「見えない予算」「再考エネルギー」などを担当。