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トランプ氏公約「アメリカ再興」で米中経済戦争が勃発?

エコノミスト編集部
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 中国経済にとって、米国のトランプ新政権が大きな波乱要因となっています。週刊エコノミスト2月21日号の巻頭特集「2017中国ショック」よりダイジェストで報告します。

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 中国が、トランプ米新政権に大きく揺さぶられようとしている。新政権の中枢は対中強硬派で次々と固められている。例えば、中国に厳しい姿勢で知られるカリフォルニア大学のナバロ教授が、貿易政策を統括する新設の「国家通商会議」トップに就任した。

「中国と米国は、仲が良くなるより悪くなる可能性の方がかなり高い」と日本総合研究所の呉軍華理事は予想する。一番の理由は、「トランプ政権が掲げる『米国を再び偉大に』という大方針に対して、最大の障害となっているのが中国」(呉氏)だからだ。

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。