くらしマンション・住宅最前線

60代親世代が「住宅ローンは超怖い」と言う理由

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 このところ、住宅ローンで親と話がかみ合わなくて困る、という相談が増えた。30代でマイホームを買おうとする人たちが、その親(多くは60代)との間に意識の違いがあり、当惑している。

 簡単にいえば、トンチンカンなことを言われて参っているわけだ。

 意識の違いが生じるのは、住宅ローンに関して。今の60代が住宅ローンを借りたとき、ローン金利は今よりずっと高く、低いもので5.5%。6%や7%のローンもあった。これに対し、現在は、実質で1%を大きく割り込み、0.5%程度のものもある。10分の1以下に下がっているわけだ。

この記事は有料記事です。

残り1266文字(全文1521文字)

櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。