ネットから読み解く経済・社会

トランプ氏が多用「本物っぽい」ツイートへの対策は?

まつもとあつし・ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷

 1月20日に米トランプ政権が発足しました。選挙期間中からツイッター上の過激な発言が注目を集めましたが、「耳目を集めるパフォーマンスで、仮に大統領に就任すれば振る舞いは大人になるだろう」といった楽観的な予測もありました。

 しかし、就任直後に矢継ぎ早に発した大統領令は、選挙中の発言をそのまま実行に移すもので、米国だけでなく世界中に動揺が広がっています。トランプ大統領の発言と企業の反応を紹介します。

 IT業界から反発が強い大統領令の一つが、「中東・アフリカ7カ国出身者の一時入国禁止」です。現在、米国のIT企業では移民、難民として渡米した人たちが多く働いており、今回の入国規制が企業活動にも影響を与えてしまうためです。

 よく知られているのは、米アップル創業者のスティーブ・ジョブズです。彼は今回の入国禁止の対象国の一つであるシリアからの移民の子供です。

この記事は有料記事です。

残り2323文字(全文2699文字)

まつもとあつし

ジャーナリスト

ITベンチャー、出版社、広告代理店、映像会社などを経て、現職。ASCII.jp、ITmedia、ダ・ヴィンチなどに寄稿。著書に「知的生産の技術とセンス」(マイナビ/@mehoriとの共著)、「ソーシャルゲームのすごい仕組み」(アスキー新書)など。取材・執筆と並行して東京大学大学院博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。