日本の「大江戸温泉物語」と同名の入浴施設が中国・上海に登場し、日本側の運営企業が関係を全面否定したニュースリリース(左)。右は、中国側の運営企業がインターネット上に公開していた「公認証明書」
日本の「大江戸温泉物語」と同名の入浴施設が中国・上海に登場し、日本側の運営企業が関係を全面否定したニュースリリース(左)。右は、中国側の運営企業がインターネット上に公開していた「公認証明書」

グローバル海外特派員リポート

「大江戸温泉物語」パクリ騒動の陰に中国風呂文化の変化

赤間清広 / 毎日新聞中国総局特派員(北京)

 中国・上海で昨年12月、「大江戸温泉物語」という名前の入浴施設がオープンし、日本の「大江戸温泉物語」が関係を全面否定した騒ぎは記憶に新しい。運営する中国企業は「商標やロゴの使用について日本側と正式に契約を結んでいる」と胸を張り、日本側の社長名や企業印が入った契約書まで公開した。本家本元はすべて否定しているが、この入浴施設はその後も営業を続けている。

 この施設では、熊本県のゆるキャラ「くまモン」のイラストがパネルに無許可で使用されており、熊本県や熊…

この記事は有料記事です。

残り1358文字(全文1584文字)

赤間清広

赤間清広

毎日新聞中国総局特派員(北京)

1974年、宮城県生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。経済部では財務省、日銀、財界などを担当した。16年4月から現職。中国経済の動きを追いかけている。

イチ押しコラム

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…