東芝問題リポート

ウェスチングハウス株を1人抱えて東芝はどこへ行く

編集部
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記者会見場を後にする東芝の綱川智社長=2017年2月14日、宮武祐希撮影
記者会見場を後にする東芝の綱川智社長=2017年2月14日、宮武祐希撮影

 東芝の株価が下落している。昨年12月末時点で1912億円の債務超過に陥ったとの決算見通しを2月14日に発表したことで、翌日の株価は一時、200円を割った。さらに東証2部降格の公算が大きくなったとの報道で下げ足を速め、17日には一時、178円まで下落した。

 22日の終値は224円70銭まで戻したが、今後も乱高下が続くとみられる。東芝の株価は、「数千億円の損失の可能性」が発表される直前の昨年12月26日の終値が443円10銭だった。現在はそのほぼ半値の水準だ。

 この株価下落で気の毒なのは、自社株を毎月購入する東芝持株会に加入している社員だ。債務超過転落でボーナスや給料がまた下がる可能性があるが、自社株の価値も大きく下がってしまった。

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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