週刊文春2月23日号のコラム「新聞不信」
週刊文春2月23日号のコラム「新聞不信」

社会・カルチャーメディア万華鏡

匿名「激辛批評」はメディアも権威も権力も一刀両断

山田道子 / 毎日新聞紙面審査委員

 東京新聞の夕刊文化面のコラム「大波小波」、今日は何が書いてあるだろうと楽しみにしている。過去に作家の丸谷才一氏、花田清輝氏、文学者の中村光夫氏といった大物が執筆したことがある有名な匿名コラムだ。

 その「大波小波」を「本の雑誌」2月号が特集「匿名なんて怖くない!」で取りあげ、「新聞、雑誌の匿名批評、匿名コラムはなぜ少なくなかったのか。匿名でなければ書けないことはもはやないのか!」と問いかけた。

 「大波小波」は匿名だからこそ書ける批評が載る。例えば、昨年12月16日夕刊で「大波小波」の筆者「花…

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山田道子

山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。

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