
米株式市場が最高値を更新し続け、日本市場でも中小型株が活況です。投資家としては上昇相場に乗るか、利益確定して降りるか、悩ましいところ。週刊エコノミスト3月7日号の巻頭特集「高値からの株・債券・為替」より報告します。
景気回復期にはバリュー株や銀行株
米株価の勢いが止まらない。2月22日のニューヨーク株式市場では、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日比0.2%高の2万775.60ドルと、9営業日連続で史上最高値を更新。9営業日連続での最高値更新は実に約30年ぶりという。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数と、大型株中心のS&P500株価指数は反落したものの、いずれも最高値圏で推移する。
高値づかみはしたくないが、この先の上昇を指をくわえて見ているのもつらい。米国株は今、どのような状態にあるのか。そして、この先は何が買われるのか。
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