
タクシー戦国時代の行方(2)
「業界再編」「データ活用の配車やスマホアプリの新サービス」など、タクシー業界は変革期の真っただ中だ。もはや電話で予約を受けたり、駅前で客待ちしたりすればよいという時代ではない。業界再編の動きに続き、今回は、配車サービス米Uber(ウーバー)など新たな技術を駆使する参入者との勢力争いを見ていく。
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中村智彦
神戸国際大学教授
1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、TBS系「坂上&指原のつぶれない店」にも出演。