
米トランプ政権の誕生により、資源価格が上向く期待が高まっている。上昇基調の背景と先行きは。週刊エコノミスト3月14日号の巻頭特集「資源総予測2017」よりダイジェストで報告します。
資源相場を支える米中「オールドエコノミー」
1兆ドル(約113兆円)のインフラ投資──。トランプ米大統領は2月28日の上下両院合同会議での演説で、改めて公約の実現に意欲を示し、議会に協力を求めた。
大規模なインフラ投資が実際に実施されることになれば、鉄鋼や銅などの資源需要は大幅に伸び、米国内の重厚長大産業は大きな恩恵を受けることになるだろう。
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