ニッポン金融ウラの裏

銀行証券から素人が降ってくる「やる気なし投信子会社」

浪川攻・金融ジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷

 投資信託市場が振るわない。金融庁は「貯蓄から資産形成へ」というスローガンを掲げ、投資信託や株式で個人の資産形成を促す政策を示している。だが、投資信託市場への本格的な資金の流れは現実には起きていない。投資信託が国民的な資産形成商品へと育つ気配は乏しいと言わざるをえない。

系列アセットマネジメント転籍に不満

 「なぜ、私が転籍しないといけないのか」

 ある大手証券の役員が、系列アセットマネジメント会社の役員として異動することが決まった際に発した言葉…

この記事は有料記事です。

残り1212文字(全文1434文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。