
リゾート施設、ハウステンボス(長崎県佐世保市)にある、日本初のロボットホテル「変なホテル」。2015年7月に開業し1年半が経過している。先日、1泊する機会を得たのだが、単なる「ロボットエンターテインメントホテル」と思いきや、徹底的にコストを削減した宿泊施設だということに驚かされた。
「変なホテル」に入ると、出迎えてくれるのが、3体のロボットだ。恐竜が2体と女性の形をしたロボットがチェックイン業務を行ってくれる。恐竜にもかかわらず、日本語、英語、中国語、韓国語で流暢(りゅうちょう)にあいさつをしてくれる。宿泊客は、自分が使う言語をタッチパネルで選ぶ。すると、次からはその言語で話してくれるようになる。
日本語の場合、名前は音声入力で対応する。筆者は「イシカワツツム」というちょっと珍しい名前なのだが、しっかりと「ツツム」の部分も聞き取ってくれた。予約者があらかじめ登録されているため、聞き取った名前とリストを照合しているのだろう。あとはサインをすればカードキーが発行される。
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