経済プレミア・トピックス

鴻海流「信賞必罰」はシャープ社員の意識を変えるか

大河原克行・ジャーナリスト
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記者会見で1枚の書類を報道陣に示すシャープの戴正呉社長(※掲載にあたり写真を一部加工しています)
記者会見で1枚の書類を報道陣に示すシャープの戴正呉社長(※掲載にあたり写真を一部加工しています)

 シャープの戴正呉社長は3月13日、堺市の本社で開いた会見で、1枚の書類を報道関係者に見せた。書類のタイトルは「誓約書」。そこには、シャープ元副社長の「大西徹夫」と自筆で署名されていた。

 大西氏は、シャープを辞め日本電産の副社長を務めている。日本電産は、シャープ元社長の片山幹雄氏が副会長を務めるほか、すでにシャープから100人以上が移籍しているとも言われる。

 戴社長がこの書類を持ち出したタイミングは、記者から「依然として社員の流出が続いているのではないか」…

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大河原克行

ジャーナリスト

1965年、東京都生まれ。IT業界の専門紙「週刊BCN(ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年フリーランスジャーナリストとして独立。電機、IT産業を中心に幅広く取材、執筆活動を行う。著書に「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)など。