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「自由貿易は良いことなのか?」と世界が言い始めた

エコノミスト編集部
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多くのコンテナが並ぶ横浜港=宮間俊樹撮影
多くのコンテナが並ぶ横浜港=宮間俊樹撮影

 トランプ米大統領が掲げる保護主義を中間層が支持する一方、自由貿易を是とする経済学者たちは反発している。週刊エコノミスト3月28日号の巻頭特集「良い貿易 悪い貿易」より報告する。

 「米中で貿易戦争が起きれば真っ先に被害に遭うのは米企業だ」。中国で3月15日に閉幕した全国人民代表大会後の会見で、李克強首相は、米国で高まる保護主義の動きをけん制した。

 トランプ米大統領は、昨年の選挙期間中から「自由貿易が米国の中間層を没落させた」と繰り返し主張し、とりわけ巨額の対米貿易黒字を計上する中国を名指しで批判してきた。

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。