
「格安スマホ」や「格安SIM」と呼ばれるMVNOのサービスは、ドコモからネットワークを借りる会社が大半だった。ネットワークの開放義務がいち早く課され、貸し出しの際にMVNO側がドコモに支払う「接続料」も、3社の中でもっとも安かったのがその理由だ。
ただ最近では、マイネオやUQモバイルなど、auのネットワークを使うMVNOも、徐々に増えている。
こうした中、ソフトバンクのネットワークを借りるMVNOがついに登場した。日本通信が、ソフトバンクのネットワークを借りることに合意したためだ。
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。