江上剛の「働き方は孔子に聞こう!」

あなたのリーダーは「己を行うて恥あり」な人ですか?

江上剛・作家
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Q リーダーはどうあるべきですか?

A 「行動に責任を持つ」。これが第一条件です

 リーダーのあり方を考えるとき、いつも思い浮かべるのが、司馬遷の史記にある次の言葉だ。

 「桃李(とうり)もの言わざれども下(した)おのずから蹊(けい)をなす」

 桃やすももは、美しい花や実をつける。何も言わなくても人が集まり、下に道ができるように、徳のある人の下には、何も言わなくても人が集まるという意味だ。

 これは漢の文帝、景帝、武帝に仕えた名将李広(りこう)将軍をたたえる言葉だ。

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江上剛

作家

1954年兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。77年旧第一勧銀(現みずほ銀行)に入行。97年、総会屋利益供与事件に遭遇し、広報部次長として混乱収拾に尽力。在職中の2002年「非情銀行」で作家デビュー。03年にみずほ銀行を退行。近著に「働き方という病」など。テレビコメンテーターとしても活躍している。