貧困クライシス出版記念トークライブで語る藤田さん=東京都千代田区で2017年3月30日、高橋勝視撮影
貧困クライシス出版記念トークライブで語る藤田さん=東京都千代田区で2017年3月30日、高橋勝視撮影

くらし下流化ニッポンの処方箋

「嫌いな人を助けられるかどうか」が社会の質を決める

藤田孝典 / NPO法人ほっとプラス代表理事

貧困クライシス・トークライブ(2)

 「貧困クライシス 国民総『最底辺』社会」(毎日新聞出版、972円)著者でソーシャルワーカー・藤田孝典さんの出版記念トークライブ(3月30日)2回目は、誰もが持っている不安をどう解消するか、です。藤田さんは「一生懸命がんばっている人への支援」と「生活関連5分野の脱商品化」を挙げました。脱商品化とはいったい何でしょうか。【経済プレミア編集部・戸嶋誠司】

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藤田孝典

藤田孝典

NPO法人ほっとプラス代表理事

1982年生まれ。NPO法人ほっとプラス代表理事、聖学院大学人間福祉学部客員准教授、反貧困ネットワーク埼玉代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員。ソーシャルワーカーとして現場で生活困窮者支援をしながら、生活保護や貧困問題への対策を積極的に提言している。著書に「貧困クライシス 国民総『最底辺』社会」(毎日新聞出版)「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」「ひとりも殺させない」「貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち」など。