高齢化時代の相続税対策

生きた証しがすべてなくなる“相続人不在”の無常

広田龍介・税理士
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 2016年9月の「高度成長もバブルも経験したある社長のエンディング」に登場していただいたYさん(80)の、最近の体験を紹介する。

 会社を経営するYさんは敗戦、高度経済成長、バブル崩壊--の激動の時代を生き、今は本業の繊維会社や身辺の整理をしながら、落ち着いた気持ちで人生の最終盤を過ごしている。

 Yさんは20年ほど前から、長野県に別荘を持っている。仕事でお世話になった取引先やお客さまを招待したり、友人、知人を招待したりして、楽しく食事や会話をするためだった。

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。