東芝問題リポート

東芝株を買い進める「旧村上系ファンド」の狙い

編集部
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東京証券取引所がある日本取引所グループのビル
東京証券取引所がある日本取引所グループのビル

「旧村上系ファンド」の動き(1)

 上場廃止の崖っぷちにある東芝の株式を買い進めているファンドがある。元村上ファンドの運用担当者が設立した「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」だ。東芝の発行済み株式の10%近い株式を買い集めており、筆頭株主になっているとみられる。その狙いは何か。

 村上ファンドは元官僚の村上世彰氏が代表となって1999年に設立した投資グループで、「もの言う株主」として注目を浴びた。村上氏が2006年にニッポン放送株を巡るインサイダー取引容疑で逮捕され、その後ファンドは解散した。

 エフィッシモは事件直後に、村上ファンドから離れた運用担当者らがシンガポールで設立した。現在は、第一…

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編集部

長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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