人民大会堂で開かれた全人代の開幕式。中国の政財界の主要人物が一堂に会する中国の最重要イベントの一つだ=2017年3月5日、赤間清広撮影
人民大会堂で開かれた全人代の開幕式。中国の政財界の主要人物が一堂に会する中国の最重要イベントの一つだ=2017年3月5日、赤間清広撮影

グローバル海外特派員リポート

習主席“独裁”を支える「核心、穏健・中立、6・5%」

赤間清広 / 毎日新聞中国総局特派員(北京)

 中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)は、すべてに政治が優先する中国にあって最重要のイベントの一つだ。

 今年は3月5~15日に北京の人民大会堂で開かれた。「全人代は政府方針に追随するだけのパフォーマンスの場に過ぎない」との批判も強いが、ここで決定された政策が今年1年の中国の基本方針となる。

 中国では、特定のキーワードが大きな政治的な意味を持つことが多い。今年の全人代で注目すべきワードをいくつか紹介しよう。

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赤間清広

赤間清広

毎日新聞中国総局特派員(北京)

1974年、宮城県生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。経済部では財務省、日銀、財界などを担当した。16年4月から現職。中国経済の動きを追いかけている。