経済プレミア・トピックス

村上春樹氏のイベントで飛び出した三つのサプライズ

今沢真・経済プレミア編集部
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2017年4月27日、筆者撮影
2017年4月27日、筆者撮影

村上春樹氏トークイベント(1)

 作家、村上春樹さん(68)が4月27日夜、東京都内のホールで「本当の翻訳の話をしよう」と題したトークイベントに登場した。村上さんが都内で公開の場で話をするのは聞いたことがない。4年前に京都大学のホールで「公開インタビュー」と題した無料のイベントが開かれたが、事前抽選で外れてしまった。今回もインターネットを介した事前抽選があり、筆者は幸運にもプラチナチケットを入手した。外れた人、参加したくてもできなかった人たちのために詳しく報告する。

 今回のチケットは1枚3240円。新著「村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事」(中央公論新社)が1冊もらえると予告されていた。当日、受付で渡された本を開く。最初の見開きに「HARUKI MURAKAMI」とアルファベット名が印刷された上に、崩した字体で「村上春樹」とある。「まさか……」と思っていたら、場内アナウンスで「自筆のサインです」と紹介された。この日、最初のビッグサプライズだった。

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今沢真

経済プレミア編集部

1983年毎日新聞入社。89年経済部。日銀キャップ、財研キャップ、民間企業キャップを歴任。2013年論説委員。15年経済プレミア創刊編集長。19年から同編集部。16年に出版した「東芝 不正会計 底なしの闇」(毎日新聞出版)がビジネス部門ベストセラーに。ほかに「東芝 終わりなき危機」など。16~18年度城西大非常勤講師。