くらし高齢化時代の相続税対策

相続対策も大事だが高齢者はお金を使って楽しもう

広田龍介 / 税理士

 高齢者の大型客船クルージングの人気がすごい。

 4月9日「がむしゃらに働いた会社会長が人生終盤に思うこと」で、世界一周の船旅をしたYさん(80)を紹介した。元気なうちにやりたいことをやるという、Yさんの前向きな姿勢を紹介する内容だった。

 たまたまこのコラムを読んだM子さん(75)ご夫妻が、相続対策の相談にやって来た。電話では、相続税の基礎控除が減額され、相続税負担がどのくらい増えたのか知りたいと言っていたので、さぞや切実な相談と思いきや、ご夫妻は相続対策の話を早々に切り上げ、その後は終始、夫(78)や家族と一緒に行った船旅の話になった。

 M子さん、船旅の話をしたくてしたくて仕方がなかったようだ。

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広田龍介

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。

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