
通信事業者大手3社が販売するスマホなどの端末には、他社で利用できないようにする「SIMロック」がかかっている。2015年5月以降に発売された端末からは、購入から180日または6カ月後にこのSIMロックを解除できるが、このルールが1月に改正されたガイドラインによって変わろうとしている。
まっさきに新ルールに基づいた対応を発表したのはドコモだった。
ドコモは5月1日から、SIMロック解除の条件を緩和。ガイドラインに基づき、購入から100日経過した時点で、SIMロックの解除が可能になる。オンラインで手続きすれば料金もかからない。また、一括払い購入した端末に関しては、購入後、即時SIMロックを解除できる。
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。
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