メディア万華鏡

ライバル誌の広告を盗み見した週刊文春の悪質度は?

山田道子・毎日新聞紙面審査委員
  • 文字
  • 印刷
週刊新潮5月25日号の記事
週刊新潮5月25日号の記事

 週刊新潮5月25日号が「『文春砲』汚れた銃弾」と報じた。同じ木曜日発売の週刊文春が電車の中吊り広告を不正な手段で入手し、新潮のスクープを泥棒したり、潰したりしたと告発した。顔出しNGの新谷学・文春編集長の写真も載せていて、新潮の怒りが伝わってきた。

 文春側は「情報を不正に、あるいは不法に入手したり、それをもって記事を書き換えたり、盗用したりしたなどの事実は一切ありません」と反論した。

 この記事や文春の行為がどのように受け止められるのかに関心を持った。中でも最初に思い浮かべたのが、文…

この記事は有料記事です。

残り1630文字(全文1874文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。