辻野晃一郎の「世界と闘え」

ソニー「スゴ録」シェア奪還を果たした社員への“一喝”

辻野晃一郎・アレックス株式会社代表取締役社長兼CEO
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 会社における管理職の責務は重い。本来、管理職には、単なるマネジメントの域を超えたリーダーとしての資質が求められるが、中でも、チームメンバーとのコミュニケーション力は重要だ。

組織の大小、形態で変わるコミュニケーションの取り方

 管理職とはいっても、10人以下の小さなチームを率いる場合と、複数の部、課などが存在する大きなチームを率いる場合とでは、コミュニケーションの取り方は異なる。

 さらには、日本企業のように、どちらかといえば社員が比較的長期にわたって継続的に働き続けることを前提…

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辻野晃一郎

アレックス株式会社代表取締役社長兼CEO

1957年福岡県生まれ。84年、慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニー入社。VAIOなどの事業責任者、カンパニープレジデントを歴任。2007年、グーグルに入社し、その後、グーグル日本法人代表取締役社長に就任。10年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。著書に「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」(新潮社)、「リーダーになる勇気」(日本実業出版社)、「『出る杭』は伸ばせ! なぜ日本からグーグルは生まれないのか?」(文芸春秋)などがある。