キャリアセンター ここだけの話!?

どうしても内定をもらえない学生の支援はこれから

都内・某共学大進路指導担当
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 6月に入って、学生からの内定報告が増えている。守らない企業も多いとはいえ、日本の主要企業が加盟する経団連ルールでは6月から面接解禁なので、総合商社やメガバンク、金融全般、化学、鉄鋼、家電などの大手企業は、今月初めから内定通知を就活生に手渡し、誓約書や承諾書への署名・捺印(なついん)を求めている。

 第1志望の会社から内定をもらった学生は、男子学生でも満面の笑みを浮かべ、私たち大学の就活支援職員の前でガッツポーズを見せたりする。これが女子学生ともなると、電話口で「内定をもらいました」と言うのがやっとで、号泣する者もいる。

 この日のために、エントリーシートを何度も書き直し、面接の練習を繰り返してきたのだから、感激もひとしおである。内定通知は複数になると、今度はどの企業に対して内定を辞退するか。そうした相談も増えてくる。

 ある就職情報会社が発表した6月1日時点の内定状況は、全体で61.0%に達し、昨年同期の51.3%を9.7ポイント上回った。この会社がまとめた5月1日現在の内定率は35.1%だったので、この1カ月の間に25.9ポイントも跳ね上がったことになる。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。