黒煙を上げて燃える東京江東区の「スカイシティ南砂」24階=毎日新聞社ヘリから1989年8月24日
黒煙を上げて燃える東京江東区の「スカイシティ南砂」24階=毎日新聞社ヘリから1989年8月24日

くらしマンション・住宅最前線

もしもの「タワマン火災」に備えて避難経路確認を

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 英国ロンドンの高層マンションで火災が発生し、大勢の死傷者が出た。痛ましい出来事である。なにより、短時間で一気に燃え上がる建物の映像を見て、恐怖を抱いた人は多いだろう。

 マンションとは、これほど火災が広がりやすいものなのか……。だが、結論を先に申し上げると、日本のマンションで、このように短時間で火災が広がったことはない。

 実際、これまでも、何件か超高層マンション、高層マンションで火災が起きたことはある。火災は起きたが、…

この記事は有料記事です。

残り1653文字(全文1864文字)

櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…