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シワ「改善効果」で株価最高値 ポーラ先行追う資生堂

エコノミスト編集部
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 「シワ」が改善するとうたった新商品が大注目を集め、ポーラと資生堂が株式市場で上場来高値更新にわいた。そのフィーバーぶりを週刊エコノミスト2017年6月27日号からお届けする。

女性だけでなく男性客も1割

 日経平均株価が2万円を回復し活況を取り戻した株式市場で、「シワ」が注目テーマとなっている。

 口火を切ったのはポーラ・オルビスホールディングスだ。日本で初めて「シワを改善する」とうたった薬用化粧品「リンクルショット メディカル セラム」を今年1月に発売した。20グラムと少量ながら1万6200円(税込み)という決して安くない価格だったが、発売から3カ月で計画を30%超上回る約42万個(売上高60億円)が売れた。

 購入者のうち、男性も1割を占めており、同社は「営業回りなどの美容意識の高い男性が購入しているのでは」と分析する。同社は当初、今年のリンクルショットの目標売上高を100億円に設定していたが、125億円に引き上げた。また5月1日には17年12月連結の通期見通しを、売上高を2330億円(従来予想は2270億円)、最終利益を215億円(同200億円)に上方修正した。

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エコノミスト編集部

藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。